カフェポッド[エスプレッソポッド]とは、本来技術と経験を要するエスプレッソ抽出を劇的に簡単にしたシステム、カフェポッドシステム[ESE=Easy Serving Espresso]で使用されるソフトの名称です。
カフェポッドシステムは、ハードである専用エスプレッソマシンとソフトであるカフェポッドを使用することにより、ご家庭にいながらイタリアのカフェでイタリア人が楽しんでいるエスプレッソやカプチーノを簡単に楽しむ事を可能にしました。
ポッドシステムは簡単にあなたのお家をイタリアのカフェに、
そしてあなたをバリスタに変えてくれます!

左のマークは、日本カフェポッド協会の定める44mm規格のカフェポッドのマークです。
右のマークは、世界的規格のカフェポッドマーク、ESEマークです。
日本国内では、この二つのマークは、同じ規格を表します。
カフェポッド式に対して、従来のエスプレッソ抽出方式をパウダー式と言います。
ほとんどのカフェやレストランではこのシステムを使っています。
パウダー式での抽出を簡単に解説すると・・・
上記工程を見ていただいてもお分かりいただけるようにパウダー式でエスプレッソを抽出する作業は、かなり手間の掛かるものです。美味しいエスプレッソを楽しむためには当然なのかもしれません。
実際カフェではバリスタという専門の職人が行います。
本物のバリスタは、ただ豆を挽くわけではありません。ただタンピングするわけではありません。その日の温度や湿度等を考え常に高いクオリティーのエスプレッソをサーブするために技術を駆使しています。
パウダー式で本当に美味しいエスプレッソを淹れるには、手間と経験と技術が必要です。
それに対しカフェポッド式での抽出は・・・
パウダー式と比べるとかなり簡単です。
では、なぜ簡単なのか?それは、本来熟練のバリスタが行う豆を挽き、挽き豆を計量し、タンピングするまでの作業がすでになされているからです。
さらにこの3つの作業はエスプレッソのクオリティーを決める大切な部分です。
カフェポッドシステムは、使う人を選ばずに高いクオリティーのエスプレッソを抽出することが出来る画期的なシステムです。
カフェポッドの中身の説明をする前に、コーヒー豆がどのような工程でカフェポッドになるのか簡単に説明しましょう。先に述べたようにカフェポッドは特殊な機械でプロの職人によって加工されます。
この機械でカフェポッドが製造されます。
フル稼働すると、一月に約3トンのコーヒー豆をカフェポッドに加工することができます。
3トンのコーヒー豆をカフェポッドにするとおよそ420,000個!
ですがコーヒー豆は生き物です。一粒一粒みな違うので一度設定を決めたからと言って、そのままの設定では同じ品質を保つ事はできません。製造過程で何度もチェックしながら作業を進めていきます。口に入る物なので、衛生面にも万全の注意を払わなくてはいけません。
カフェポッドはこのように、大きな機械と細やかな気遣いによって作られているのです。
| 左下部に見える白い容器にコーヒー豆が入っています。挿し込まれている管から機械の本体にコーヒー豆が吸引されていきます。 | ![]() |
| ここが機械の中心部です。先ほどの管から吸い込まれたコーヒー豆は機械上部に入り、パウダー状に細かく挽かれ、圧力を加えられ、固まりとなって下部に出てきます。 | ![]() |
| 上記の工程設定はこのパネルで行います。コーヒー豆を生かすも殺すもここでの設定次第。 | ![]() |
| 固まりとなって出てきたコーヒーパウダーをフィルターでパックします。ここでカフェポッドの形になります。 | ![]() |
| フィルターでパックされたカフェポッドが連なって帯のように出てきます。この状態がいんげん豆に似ている事から、英語ではPOD[ポッド]、イタリア語ではCIALDA[チャルダ]と呼ばれています。それを抜き型で一つ一つに切っていきます。 | ![]() |
| カットされてコンベアで運ばれたカフェポッドは、最後に一つ一つフィルムにパックされます。その際、豆の酸化を防ぐ為に窒素充填されます。 | ![]() |
そうして出来たカフェポッドの内部です。
それぞれの豆に合った挽き目に加工され、いつまでも新鮮な状態に保たれています。
カフェポッドの賞味期限は製造日よりおよそ1年〜2年
カフェポッドの周りから酸素を無くし窒素を満たす事により酸化を防いでいます。
その為カフェポッドはいつまでも新鮮、まさに開けた時が挽きたてなのです。
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実際のカフェやレストランでも使われているカフェポッドシステム。
ご家庭でもお店と同じ味が楽しめます。
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カフェポッドはパウダーと比べると格段にロスが出ません。
イメージよりもずっとリーズナブル。
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コーヒー豆を1杯づつパックしたカフェポッドをセットしてスイッチを押すだけでOK。
特別な知識も必要なく分厚い説明書を読む必要もありません。
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淹れる人によってコーヒーの味が変ってしまうことって良くありますよね?
でもカフェポッドシステムなら最適な挽き方・量でパック詰されているので大丈夫。
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一口にコーヒーといっても味はまちまち。人の好みもそれぞれです。カフェポッドを変えるだけで違う味のコーヒーを楽しめるので皆さんの好みに合ったコーヒーを楽しんで頂けます。
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一度開けたコーヒーの袋。次残りを飲んだ時には、豆が酸化しておいしくないことが良くあります。でもカフェポッドは一個づつ窒素充填パックされてるので、ずっとおいしく楽しむことが出来ます。
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使い終わった後のコーヒー豆の粕の処理は何かと面倒。その点、カフェポッドはフィルターパックに豆が入ってるので使い終わったらそのまま捨てるだけ。とても簡単・衛生的です。
コーヒーの一番の敵は酸素。特に挽いたコーヒー豆はすぐに飲まないと酸化して風味が落ちてしまいます。その点、カフェポッドは一個づつ窒素充填パックされているので、約1年〜2年はかわらずご賞味頂けます。
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フィルムの切り口を破り、ポッドを取り出します。いつでも新鮮なコーヒーの香りと出会えます。 [※缶入りは、まとめて缶に入っています。] |
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ポッドをフィルターにセット。 手や周りを汚さずに簡単にセットできます。 [カフェポッド上下の目安:カフェポッドを横から見ると、太っている側と細っている側が見て取れます。細っている側をフィルター側(下)にしてお試し下さい。差がない場合は、上下気にせずご使用下さい。] |
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ホルダーをマシンにセットして抽出ボタンを押します。豊かなクレマのエスプレッソが抽出されます。 |
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使い終わったら、ポッドを捨てるだけ。パウダーのようにキッチンを汚す事がありません。 |
ミルクと蒸気を混ぜるとミルクフォームができると思っている方もいるかも知れませんがそれは誤解です。ミルクフォームはミルクと空気で作るものです。蒸気はミルクの中に空気と温度を取り込む手助けをする為のものです。
では実際のミルクフォームの作り方です。
まずステンレス製のミルクピッチャーによく冷えた成分無調整の牛乳をいれます。
先ほどお話したようにミルクフォームは空気を取り込んで作るので、初めのミルクより量が倍近く増えます。それを計算に入れてミルクピッチャーの1/3位までミルクを入れておきます。
ミルクフォーム用のボイラーが充分加熱したのを確認したら、一度スチームを空出しして余分な水分を出し、スチームノズルの先をミルクの中に入れます。
この時、ノズルを入れる深さがとても重要になります。深く入れすぎるとミルクの表面の空気を中に取り込む事ができずに、ミルクと蒸気が混ざっただけの物に成ってしまいます。目安としては2〜3mmミルクの中に入れます。
[高性能スチームノズルのマシンは、気にせず奥まで入れてください。]
ではいよいよスチームを出します。蒸気はとても熱く勢いも強いものです。その為か蒸気を出す時、安全の為にゆっくりジワジワと蒸気を出す人がたくさんいます。ですが、それが一番の間違いです。
ゆっくり蒸気を出していたら、空気を中に取り込む力が不足してしまうからです。蒸気は一気に全開で出さなくてはいけません。ちゃんとミルクの中にノズルが入っていれば全く危険などは有りません。安心して下さい。
空気をミルクの中に取り込んでいくと、ミルクの表面が上昇してきます。するとスチームノズルの深さが初めより深くなっていきます。ですから、それに合わせてミルクピッチャーを下げなくてはいけません。
[高性能スチームノズルのマシンは、下げる必要はありません。]
最初はミルクの表面が見えるので深さも分かりますが、この段階ではミルクの表面はもう分かりません。今度は音を頼りにします。蒸気が正しく空気を取り込んでいるとチュチュチュチュチュという音がします。その音がずっと出るようにミルクピッチャーを下げていきます。言葉では伝わりにくいかもしれませんが、実際にやってみるとすぐに分かると思います。
そしてタイミングを見計らってスチームを止めます。そのタイミングは手の平で判断します。ミルクフォームを作っているミルクピッチャーを手の平で触って、熱くて触れなくなってきたら適温です。そうしたら今度はさっきの逆に一気でスチームを止めます。
出来上がったミルクフォームは常に大きな円を描くように回しておきます。そしてテーブルにミルクピッチャーの底面を軽く打って表面の大きな泡の粒をつぶします。それが済んだら、ついにミルクフォームの完成です。
うまく作れたミルクフォームは表面がキラキラと輝きます。そのミルクフォームがエスプレッソのクレマ[泡]と混ざり合った時の滑らかな舌触りは筆舌に尽しがたいものがあります。
ですがここで最後にもう一つ。エスプレッソにミルクフォームを注ぐ時は、ある程度の勢いがなければいけません。ゆっくり注ぎ過ぎるとミルクの泡が均等に行き渡らず、滑らかさが損なわれてしまうからです。
言葉にすると面倒ですが、実際にやってみると案外簡単ですぐに慣れてしまうと思います。一度、このミルクフォームの作り方を参考にしてみて下さい。心底カプチーノの虜になると思いますよ。
ミルクピッチャーと普通のカップの大きな違いはその材質と注ぎ口がある点です。
普通のカップはその役割上、熱を外に伝えにくい素材でできています。熱が外に伝わりやすいと熱くて持つのも大変ですし、中の飲み物もすぐに冷めてしまうからです。その特性がミルクフォームを作る時にはマイナスに働いてしまいます。つまり、作っているミルクフォームの温度が手の平に伝わりにくい為にミルクを加熱し過ぎてしまう事があるのです。
ミルクは加熱し過ぎるとタンパク質が変質して味が変わってしまいます。鍋などでミルクを温める時に表面に膜のようにできるのが変質したタンパク質。鍋なら表面の膜をとってしまえば良いのですが、蒸気で攪拌されているミルクフォームではそれはできません。ミルク独特の甘味や舌触りが損なわれてしまいます。
その点、ミルクピッチャーは全く逆の性質を持つステンレスで作られています。ステンレスはとても熱を通しやすいので、ミルクフォームの温度の変化を手の平で敏感に捉えることが出来るのです。その為、手の平で『熱い!』と感じる時にスチームを止めれば、加熱し過ぎる事のない適切な温度のミルクフォームが出来ます。手の平が熱ければ、ミルクも熱がってるんです。
また、ミルクフォームはどんなに上手に泡立てても必ず泡の大きさにムラができてしまうので、泡立てた後にテーブルの上などで叩いて泡を潰さなくてはいけません。ステンレスでできているミルクピッチャーは壊れる心配もないので、泡のキメが揃うまでしっかりと叩く事ができます。
次にその形状の差、注ぎ口の点です。
実際に普通のカップで作ったミルクフォームを注いだ事のある人は分かると思いますが、ミルクフォームはモコモコしているので上手に注げません。必ずと言って良い程はみ出てしまいます。おまけにカタマリでボテッと落ちてくるので、エスプレッソと溶け合うどころか上に浮かんでしまいます。上は泡だけ、下は液体だけの何とも味気ないカプチーノになってしまいます。
ところが、注ぎ口のあるミルクピッチャーを使うとどうなるか…
ミルクフォームが、滑らかでとろみのあるクリームの様にスーっとエスプレッソに落ちてきます。ミルクフォームがカップの底まで行きわたり、飲みほすまで滑らかさを失わない幸せなカプチーノができあがります。
カプチーノはコーヒーフレーバーのミルクフォームだという人もいる位、ミルクフォームが命の飲み物です。ミルクフォームにこだわってカプチーノを作れば、皆さんの周りにあるカフェより美味しいカプチーノを作る事も夢ではありません。
イタリアでは、あまりエスプレッソとは呼びません。
全てのコーヒーが『カフェ』と呼ばれます。
日本人が一般的に思うエスプレッソとは、イタリアの『BAR(バール)で飲むカフェ』
深く焙煎されたコーヒー豆を極細に挽き、
ポンプ式の機械で9気圧の抽出圧を掛け抽出された
表面に泡[クレマ]のある
量の少ない[約30cc]コーヒー。
抽出されたコーヒーは、圧力により様々な成分が溶け出しており、奥の深い味わいとなります。たっぷりの砂糖を入れるのがイタリアでは一般的で、ただ甘ったるくなるのではなく、甘さにより引き立てられる成分が全く別の顔を見せてくれます。
エスプレッソは高い圧力を加えることにより、ドリップ式では抽出することの出来ないコーヒー本来のアロマを抽出することが出来ます。
コーヒーのおいしい成分だけをギュっと凝縮したエスプレッソは、ドリップコーヒーにはない高い香とクレマ[泡]、そして素晴らしいアロマを生み出します。
飲んだ後、味わいの余韻が長く続くので、30ccという少量でも十分楽しむことが出来るのです。
エスプレッソにはその質を計るための5つの指標があります。
指標ごとにエスプレッソを採点してあなたにとって最高のエスプレッソを探すのも楽しさの一つです。
みなさんお馴染みのカフェモカやキャラメルマキアートはフレーバーコーヒーの一種です。フレーバーコーヒーとは、カプチーノに様々なフレーバーシロップや生クリームを加えて作るコーヒーのことを言います。数多くのフレーバーを好みに合わせて組み合わせることによって自分だけのオリジナルフレーバーコーヒーを手軽に作ることが出来ます。
イタリアでは美味しいエスプレッソを淹れるためには欠かせない四大要素があると言われています。
その頭文字をとって4M(クアトロエンメ)と言われます。
特殊な抽出方法でコーヒー豆の成分を抽出したエスプレッソには、体に良い様々な成分が溶け出しています。エスプレッソは普通のコーヒーよりカフェインが多くて刺激の強い飲み物だと誤解されがちですが、実際はカフェインの量も適量で体に優しい飲み物なのです。あまり知られていないエスプレッソの効能を紹介したいと思います。エスプレッソで、綺麗で健康な体作りを目指してみては・・・