ミルクフォームが上手く作れない注げない、
そんな時はこれ・・・
カプチーノ作りの必需品
ミルクピッチャーと普通のカップの大きな違いはその材質と注ぎ口がある点です。
普通のカップはその役割上、熱を外に伝えにくい素材でできています。熱が外に伝わりやすいと熱くて持つのも大変ですし、中の飲み物もすぐに冷めてしまうからです。その特性がミルクフォームを作る時にはマイナスに働いてしまいます。つまり、作っているミルクフォームの温度が手の平に伝わりにくい為にミルクを加熱し過ぎてしまう事があるのです。
ミルクは加熱し過ぎるとタンパク質が変質して味が変わってしまいます。鍋などでミルクを温める時に表面に膜のようにできるのが変質したタンパク質。鍋なら表面の膜をとってしまえば良いのですが、蒸気で攪拌されているミルクフォームではそれはできません。ミルク独特の甘味や舌触りが損なわれてしまいます。
その点、ミルクピッチャーは全く逆の性質を持つステンレスで作られています。ステンレスはとても熱を通しやすいので、ミルクフォームの温度の変化を手の平で敏感に捉えることが出来るのです。その為、手の平で『熱い!』と感じる時にスチームを止めれば、加熱し過ぎる事のない適切な温度のミルクフォームが出来ます。手の平が熱ければ、ミルクも熱がってるんです。
また、ミルクフォームはどんなに上手に泡立てても必ず泡の大きさにムラができてしまうので、泡立てた後にテーブルの上などで叩いて泡を潰さなくてはいけません。ステンレスでできているミルクピッチャーは壊れる心配もないので、泡のキメが揃うまでしっかりと叩く事ができます。
次にその形状の差、注ぎ口の点です。
実際に普通のカップで作ったミルクフォームを注いだ事のある人は分かると思いますが、ミルクフォームはモコモコしているので上手に注げません。必ずと言って良い程はみ出てしまいます。おまけにカタマリでボテッと落ちてくるので、エスプレッソと溶け合うどころか上に浮かんでしまいます。上は泡だけ、下は液体だけの何とも味気ないカプチーノになってしまいます。
ところが、注ぎ口のあるミルクピッチャーを使うとどうなるか…
ミルクフォームが、滑らかでとろみのあるクリームの様にスーっとエスプレッソに落ちてきます。ミルクフォームがカップの底まで行きわたり、飲みほすまで滑らかさを失わない幸せなカプチーノができあがります。
カプチーノはコーヒーフレーバーのミルクフォームだという人もいる位、ミルクフォームが命の飲み物です。ミルクフォームにこだわってカプチーノを作れば、皆さんの周りにあるカフェより美味しいカプチーノを作る事も夢ではありません。